オノレ(オニゴーリ♂)

年齢:不明(見た目20代位)

身長:177

一人称/二人称:ワタシ/キミ

役職:討伐対象

武器:氷の爪

力 ★★★★☆

素早さ ★★★★★

魔法 ★★☆☆☆

 

「ワタシはニンゲンでは無い、見てわかるだろうがね」

「キミ達と戦う事は望んでいない、無駄な殺生はしないがキミ達が戦うというなら致し方ない」

「もう、あの人の声も、姿も覚えていないんだ。『憎しみ』という感情を忘れたら、ワタシはただの化け物になるだろうね」

 

 

いじっぱりな性格。

グール(屍食鬼)という人外種族である。

元人間であり、一度はもう助からない位の大きな怪我を負った。大切な者を殺された憎しみのために怪物となってまでも生き延びる事を選んだ。

淡々として、人としての感情というものが殆ど存在しない。会話はすべて事務的で、必要以上の事は喋らない。

 

オノレは人間からグールになった特殊な存在であり、他のグールとは異なって人を襲う事はしない。墓荒らしをして食料(死体)を確保し、相手からしかけてこない限りは自分から手を出す事はしない。

だが、「仇を討つ」という目的を達成するためならば、人を襲うし、殺したりもする。

目的の為に生きる彼は、それを達成するまでは例え体を砕かれてもこの世にとどまり続ける。

長い間グールとして生き続けてきたためか人間の心が薄れてきており、人間の頃の記憶も薄れてきている。

すでに大切な者の姿も、顔も、声も覚えていない。『仇への憎しみ』がオノレにギリギリ人間としての心を保たせている状態である。

 

昼は洞窟の中で過ごし、夜になったら外に出る。日の光と熱が大の苦手で、日の光に当たると弱体化し、35度以上で皮膚が痛み、40度以上で焼けてしまう。

そのため人に近づかれ、触れられる事を極度に嫌がる。

全く人と関わろうとせず、人に見られたら逃げる事が多い。

騎士団によって襲われたら、氷の爪を作っての攻撃を行う。

特殊な術が使用されており、斬撃によって触れたものを凍らせる力がある。掠った程度ならば傷周辺が凍りつくだけで済むが、内臓まで達すると内臓が凍り、放っておくと内臓の破壊にまで至る。

※過去設定※
本人はほとんど覚えていないが、約20年前に王国騎士団に所属していた平騎士である。
慕っていた隊長がいたが、味方の攻撃に巻き込まれて死んでしまい、自らも瀕死の重傷を負ってしまった。
遠のく意識の中でその人物が逃走するのを見て、
「何故味方を攻撃したのか」「何故隊長を殺したのか」「何故自分達を見捨てるのか」
「隊長を殺したお前を絶対に」
「ゆ　る　さ　な　い」
という強い想いが彼を怪物にした。その人物の顔も見えず、怪物になって王国に近付く事も出来ず、中々仇がわからない状況であったが、最近王国の中隊長の中にその人物がいるのではないか、という情報を手に入れる事が出来た。
最初は憎しみの他に隊長の部下の人達を守るという想いもあって動いていたが、月日が流れてその必要もなくなり、現在は仲間を殺した人物を探している。

 

 

【グールとは】

人外の化け物。人を襲ったり、墓場を荒らして死体を食べる怪物である。ごく稀に人間がグールになる事もあるという。

 

【特殊なグール（オノレの場合）】

1.オノレは怪物というよりは、亡霊(アンデッド)に近い。

他の純粋なグールとは異なり、瀕死の人間が何かしらの強い感情を媒体にして怪物となり、目的を完遂させるためだけに生きている。

2.目的が完遂するまでは死なない。

ただし、怪我して動けなくなったりする。肉体がバラバラにされても死なないが、肉体の再生に酷く時間がかかる。

3.オノレは目的を完遂した時点で死亡する。

4.普通の人より身体能力がある(素肌だけど皮の鎧着てる人と同じ位の頑丈さ)

 

【弱点】

1.日が出ていると行動出来ない。

つまり曇り、雨、雪、夜にしか行動出来ない。晴れると凄い弱体化する。

2.炎・熱に弱い。

35度から触れると痛い、40度から火傷になる。

 

絡み
なんでも大丈夫です。