ジン Gin(ムシャーナ♂)
年齢:26 
身長:177 
役職:陰兎騎士団中隊長 
武器:サーベル  
一人称/二人称:私/貴方
力 ★★☆☆☆(元文官)
素早さ ★☆☆☆☆
(トリックルーム時 ★★★★★)
魔法 ★★★★★(主要)

「貴方は同じ陰兎の者、害など与える事がありましょうか」
「こちらへおいでなさい、回復して差し上げます」
「彼を汚す位ならば、私が汚れましょう。今更、元が汚いのですからいくら汚れても同じなのです」


本名胡蝶。極東の人。
物腰柔らかで、人当たりが良い穏やかな人物。高貴な口調は彼が相当の位であったのだと伺わせる。しかし、訳ありで極東の者と知られるのを嫌がっているため、髪を染め、補佐の前以外では極東の言葉を話す事は無い。つねに笑顔で、誰にでも分け隔てなく優しい。しかし何を考えているかわからない所があり、気味悪がる者もいる。

陰兎には2年前に入り、そのまま直ぐに中隊長になる位の実力の持ち主。武術より魔術を得意とし、余程の危機にならなければ武器であるサーベルを抜く事は無い。魔術は空間を歪め相手の動きを鈍くし、味方の動きを早くする術(トリックルーム)を補佐にかけ、自分は相手の眠気を誘う術(あくび)や超能力(サイコキネシス)で補佐する事が多い。傷ついたら回復魔法(月の光)で回復する。味方を回復する場合は相手に接触する必要があるため、相手を抱えて術を使う。

補佐であるフィズをとても大切にしている。つねに行動を共にし、戦場でも彼に守って貰う事が多い。しかし、彼が手を汚す事を許さず、もし彼が敵に手を下そうとした場合、その前に自らが手を下してしまう。

秘密
極東の天皇(現代で天皇に値する者)に仕える若き上官であった。(右大臣レベル)
しかし、敵側の策略により皇居に火を付け、天皇を殺そうとした罪を着せられ捕らえられそうになった所でフィズさんに救われた。自分に罪をなすりつけ排斥しようとした者へ復讐するため、極東にないグランシディアの技術を学び、報復活動の仲間を集めるために身を隠してグランシディアに滞在している。技術面に関してはヴァリシオンにも興味がある。
現在はだいぶ捻くれてしまいフィズさん以外は復讐のために使うだけでどうでもいい。だが。昔は権利をむやみやたらに振るわず、貧しい人にも手を差し延べる心優しい人物であった。
コハクさんの事件の混乱に乗じて離反、国に戻り復讐を終えた彼がどのようになるかはまた後の話。




※絡み※

フィズさん(彩都様宅)
大切な存在。綺麗な人。
彼をとても愛しているが、愛を伝える術がわからずに悶々としている。
愛が歪んでいるのもまたジン自身が歪んでいるためである。

ディア(自宅)
互いに互いを嫌う。同族嫌悪。
ディアはジンを「気持ち悪い」と言い放ち、ジンはディアを「気味が悪い」と言い放った。