年齢:37

身長:175

 

 一人称/二人称:俺、お兄ちゃん、オニーサン/おまえ、アンタ、お嬢さん、野郎

 役職:陰兎騎士団指導教官

 武器:小刀

 

 力 ★★☆☆☆

 素早さ ★★★★★

 魔法 ★★☆☆☆(バトンタッチとか影分身とか)

 

「ねぇねぇそこのお嬢さん、今夜俺と遊ばない？」「野郎でもいいか、俺と一晩一緒に過ごさない？」

「やだぁ、俺そんな野蛮な事キラーイ！」

「えー、めんどくさぁい…じゃあ後はよろしくねぇ！」

 

「どうせ君だって、俺がいない間に俺を置いて死んじゃうんでしょ？だったら俺が君を送ってあげるよ」

「役に立たない人はすぐに死んじゃうんだよ？だったら今死んでも変わらないよね？」

「ふふ、俺はアンタの事興味も何も無いんだけど……ちょーっと『パパ』の邪魔なんだよねぇ？」

 

見た目は陽気なイケメン(？)兄さん、実年齢ではもうオジさん。オジサン、オッサンというと怒る。

あっちへフラフラこっちへフラフラ、常にへらへらしていて、掴みどころが無い。夜になると街中で女性を口説いたり、誰かを飲みに誘ったりする事もある。

人が多い所が好きで、陰兎でも人が多い所にいる事が多い。くっつき癖があり、老若男女問わず色々な人にくっついては「俺と遊ばない？」と色々な意味で危険にお誘いしている。一言で言うと『下半身に脳味噌がある変態』である。

どんなことにも首を突っ込み、色々ひっかきまわして去って行く。とくに恋愛絡みになると「恋愛経験豊富な俺にまかせなさい！」と言って余計な事をしては怒られる。しかし、頭の回転が良いのか、人の気持ちにとても敏感なのか、確信を突くような事もたまに言う。

実は本人が単に構って欲しいだけである。

 

指導教官の癖に指導する気がない。仕事は他の指導教官にお任せして、自分はふらふら何処かへ遊びに行ってしまう。仕事しろ、と言えば「俺、そんな野蛮な事きらーい」と言って持ち前の俊足を生かして何処かへ逃げ去ってしまう。もちろん戦闘も嫌い。テキトーに魔法で素早さ上げたり、攻撃力上げたりしたら、魔法で味方にそれを全て託して本人は「後は任せた！」と何処かへ行ってしまう。

どうしても戦わなければならない時は、舞踊るような剣舞で相手を翻弄させ、素早い剣裁きで的確に喉笛を掻き切る。

彼の本来の仕事はコハクさんの指示の下、諜報活動や陰兎にとって不都合な人間、使えない人間の暗殺である。
たまたま殺していた所をコハクさんに発見され、そのままコハクさんの傘下に入った。

顔が良く、仕草も麗しくを本人が心がけているため、相手の信頼を勝ち取ったり、お誘いをするのは得意中の得意。相手が男性の時は女装したり、人畜無害な人のフリをしたりして近づく。普通の潜入調査も得意。

見つかったら俊足で逃走する、もしくは魔法で別の人を盾にして逃げる(バトンタッチ)。

一応指導教官としては、『見習いをふるいにかける仕事』をしている。

 

出身はグランシディア北部に住んでいたとある一族。実はホロケウさんと同郷。

国からの弾圧や迫害を受け、だいぶ数は減っている。

彼の村も滅ぼされ、偶然遠出していた彼が村に戻ってきたときには村は焼け野原となっていた。

それが原因かとてもさびしがり屋。人が多い所にいないと辛いし、夜は誰かに傍にいて貰わないと泣きだして手がつけられなくなる。しかし、一晩過ごした後も相手の死を恐怖してか「どうせ君も俺がいない間に死んじゃうんでしょ？」と理不尽かつ自分勝手な理由で相手を殺害する。相手を守ろうという方向へ思考が働かず、「どうせ死んでしまうなら自分の手で」という方向へ思考が向かう。本人曰く、

「誰が守ろうが、結局死ぬモンは死ぬんだよ。殺されてしまうんだよ。生きたいと本人が希望を持っても、沢山の人が守ろうとしても、理不尽に「死」を決められ与えられてしまうもんなんだよね、運命って」

とにかく思考回路が非常におかしく歪んでいる。相手の気持ちは関係ない。

遊んで別れた後の寂しさ、人が多い所から一人になった時の静けさなどがとても苦手。

居場所を失いたくないのと、それなりに仲間意識はあるので、陰兎の人は殺害するのを我慢している。


絡み
なんでもどうぞ！


コハクさん（彩都様宅）
「ねーねーダンチョー、お仕事ないー？」
騎士団という居場所をくれた人であり、上司。
命知らずの発言をしてはブン殴られているが、全く気にしていない様子。彼がいない所では『パパ』と呼んでいる。