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7月まで余裕が無い鉱爆発したい泣きたいうええええん




羨ましいと言う前に

私は全力で

実データを

作らねばならない




まだ、クルゥ(二代目)とかシュア(二代目)とかエスプとかマリンとかまってどれだけデータ無いのごめんペリーさん無理((
マリーたんは育ててないテヘッ////

黒宮ちゃんが頑張ってたから、鉱も頑張る事にするよ、せめてクルゥとシュアはV粘るようん。中隊長頑張るよ!!
マリンは性格さえ決まってない 情けない


というか対戦したら悲劇でしょこれ
カイリュー×4
★カイリュー
ガブリアス
ってマジ ゼノさんロランさんで詰む
オノノクス
サザンドラ
がBWだからお目見え出来ぬ。
そして私はルッツさんとお見合いするためにクルゥを育て直す暴挙に出ますえぇ


という訳で頑張るキリッ
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エスプとペリー
クルゥエル
シュアマリとマリン
の戦闘小説あげました。
サルベジアは普通に名前出てるけど、シュアマリの二人の敵はマリーの兄っていうオチ
マルとディアはなんかおもいつかなかったというかミリーさんアルマさん絡みで色々とだね
というかディアがアルマさんを庇う気満々だけどいいのかしら記憶が遠くてあれれ((

この後に絡み頂いてる人達との戦闘小説上げる予定!!いつになるんだ鉱


クルゥはほら これ始めないとクルッツ語り小説始まらん
ディアもほら ディアミリ以下同文


クルゥといいディアといい大怪我予定子達がわらわらと


絡みはまだまだ募集中なう
「何故君はここにいるんだ?」

「クルゥさんの命令なんです」


トルマリンはそう言って苦笑した。


「貴方達をお守りするように言われました、敵はちらほら街にも入って来ているようです」


あんたに守られる程弱くないから!!と中指立てるマリーを宥め、大丈夫だよ、と何度断っても彼はそれを聞かなかった。


「あの子は何を考えているのか分からないから、君も苦労するね」

「いえ、大丈夫ですよ」

「……空が明るいね」

「クルゥさんの隊はすでに戦闘が始まっているようです」

「様子見てみようか」


そう言って、いつもお茶を飲む中庭に出た。いつもは静かなこの場所も今日はとても騒がしい。


「……うるさい」


マリーが眉をしかめた。
あちらこちらから悲鳴や爆発音が聞こえてくる。大きな戦いが起こっているのだと、実感した。


「…シュアさん、戦場じゃない。近い、近いよ」


マリーが焦ってキョロキョロと辺りを見回す。悲鳴が上がる。爆発音が聞こえる。聞こえてくる音が、近い。
トルマリンの顔が険しくなった。


「…逃げましょう」


音が段々近付いて来ている。
悲鳴、爆発音、悲鳴、爆発音、悲鳴、爆発音……


「狙いは」

「俺、かな」


ドンッ


目の前の壁が崩れ落ちた。


「見付けた、シュアラスター」

「見付けました」


現れた二人の男。
血濡れて真っ赤な姿を見れば先程の悲鳴や爆発音は彼らのせいなのだと分かった。


「………シュアさん」

「うん…」


マリーの顔は青い。
俺も見慣れた人物、元同胞。見覚えがあるのも当然、元々俺達は隣国から逃げて来た人間だ。


「…なるほどね」


俺達が戦えない事を見越しての彼か。
俺は迂闊に戦えない、マリーは同じ国の人間に手を出せる程心は強くない。
トルマリンを見れば、ニコッと笑って二人の前に立ちはだかった。


「俺に任せて下さい、すぐ終わらせますから」

「……殺さないでね」


マリーがか細い声で言う。
トルマリンは分かりました、と二つの鎌を構えた。


「一人で俺達に敵うと思ってるの?」

「嘗められたものですね」

「お前ら如きに俺が負けるはずないだろう?」


ニヤ、と笑う。
スイッチは既に入ったようだ。

"蒼星の死神"

愛に飢えた人間は、戦場では血に飢えた死神となる。クルゥはそう言っていた。


「愛される価値もない、消えろ」




――――そして戦場は血の海となる

―――最前線。

戦いは激化している。

先頭を走り、兵を統率する中隊長クルゥエル。彼は今酷く苛立っていた。

思っていたよりも敵が強い。臨機応変に作戦を変え、全ての物事に対応出来る柔軟性、敵の頭は相当優秀な人物である事がクルゥエルには良く分かった。だが、自身も負ける訳にはいかない。戦況は五分五分、どちらも引かない。

相手はただ国へ迫ろうと特攻をかけてくる、後衛に控えるグレールの隊の作戦を成功させるにはこれ以上進ませてはならない。ついでに数を減らせればこちらのものだ。しかしクルゥエルはある考えが頭の隅にちらついていた。







『あちらの隊長はもしかしたら―――』







「っ!?回れ!!ボンっ!!」





閃光が空を裂き、クルゥエルと騎獣であるボンを狙った。間一髪直撃は避けたものの、カァン、と甲が吹き飛んでいった。

まるで雷のようなその魔法に、クルゥエルは覚えがある。同じく騎獣であろうサザンドラに乗って現れた人物に「やっぱりな」と舌打ちした。





「なんや、やっぱりお前か。シュアラスターを取り戻しに来たんか」



「この国にとって、大切な存在だからね」





相手の男は、ただ不敵に笑った。





「誰が渡すか、アホ」





忌ま忌ましい、と言うようにクルゥエルは言葉を吐き捨てハルバードを向ける。相手もまた、腰に差していた剣を引き抜きクルゥエルに向けた。



一陣の風が吹く。



次の瞬間には鉄を打ち付け、擦りあわせる嫌な音が響いた。





「竜の血の加護を受けた同胞であっても、容赦はしないよ。ヴァリアシオン国最高薬品研究者、シュアラスターを返して頂こうか―――クルゥ



「お前と同胞なんてヘドが出る、竜の血なんぞとうの昔に捨てたわ。返す言うわけあらへんやろ、さっさと去ねや―――サルベジア



――――最前線、兄と弟の戦いが始まろうとしていた。

騎士団の子達の戸惑いを感じる。
無理もない、自分達が守ろうと、守っていた国民が私達に牙を剥き、更に自分達が守るべき相手に剣を向けなくてはならないのだから。
私はそんな彼らに守るべき相手を殺す作戦を伝えなくてはならない。彼らにとってとても酷な命令である事は分かっているし、きっと戦いを放棄する者も出るだろう。彼らを苦しめる事を私は言わなくてはならない。


「そんなに悩む事ではありません」


カチャリ、と目の前に紅茶の入ったカップが置かれた。ふわり、と漂う甘い香りが荒立つ私の心を僅かながら納めてくれた。


「エスプ、」


聖職者であり、騎士でもある"幸福の名を背負う男"。彼はただ穏やかに微笑んでいた。


「私達が今から行う事は、背徳者に裁きを与える為の、聖戦ではありませんか」


私の隣で彼は、エスプは言った。
全てを愛し、全てを受け入れる彼は、神を受け入れぬ者にはその愛を持って神の御元へとその者を送る存在。彼には迷いなどない、同じ国の民であっても彼にとっては背徳者、躊躇なく葬るのだろう。


「皆、君のように確固たる意思は持っていないんだよ」

「私の意思ではありません、神の御意思です」


何故躊躇なさるのか、と彼は不思議そうに首を傾げている。彼の盲信的な神への信仰、皆理解出来ず苦笑するだけのそれの理由を、私は知っている。


「皆、君の信じる神を信仰していないんだよ」

「信じなければ救われません」

「君の信じる神は、君だけの神なんだよ。エスペランザ、分かっているだろう?」

「………」


彼は困ったように微笑む。戸惑い、微かな諦め、彼はふぅと溜息をつく。そんな時、首にかけた十字架を握り神へ、否、"彼女へ"語りかける癖はいつ無くなるのだろうか。


「あの子はきっと、望んでいない。戦争を嫌い、人が傷つく事に涙し、平和を望んだあの子は望んでいない」

「…………」

「この戦いは同じ国の民が争う事になる、君が同胞を殺めるのを見たらあの子はきっと悲しむ」

「………」

「彼らにも歯向かう理由はあるんだ。私もなるべく、投降させ捕らえる形で作戦を」

「義父さん」


ピシャリ、と彼が私の言葉を遮った。





「将来まで誓った俺の大切な人を殺し、貴方の大切な娘を殺したのは"同胞"でしょう?」





いつの間にか、十字架は紅茶と共に机の上に置かれていた。
先程までの穏やかな表情などそこには無かった。荒々しく、自嘲的に笑うエスペランザ。そこには神父と呼ばれる彼の姿は無い。


「あぁ、だからと言って自分の国の人間が憎い訳ではありませんよ?俺が憎いのは"戦争を起こしているこの二国"ですから」

「元々山賊やって、生きる為にどっちの国の人間も殺してた俺には"どちらの国の人間を殺そうが同じ事"ですからね」

「まぁ、俺自身が"どちらの国の人間でもある"ので。どちらが勝とうが知った事でもありませんし、どちらも潰れればいいとさえ思いますよ」


降り注ぐ雨の如く、彼は次々に言葉を発した。これが"本当の彼"なのだ。
端端に見える苛立ち、一体どれだけ我慢していたのだろうか。彼は全てを自嘲している。両国の血が流れる彼を、山賊であった彼を、大切な人を守れなかった彼を、ただただ自嘲している。本当に憎いのは自身だと、私には分かっている。


「でも、ねぇ、義父さん。俺は彼女が愛した国を守りたいですよ。だから俺は同胞であってもこの国を害するやつは殺します」
「エスペランザ、」

「神父が愛を平等に与えるなら、俺は死を平等に与えますよ」


ただ虚に、彼は笑った。


――――明日、戦いは始まる。

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